2021.03.16

郷土の実り2019年仕込の販売が始まります!

いよいよ郷土の実り天然醸造仕込しょうゆが2018年仕込みから2019年仕込みに切り替わり発売されます。
昨日製造し出荷にむけて準備をしているところです。
この醤油を使うと味が決まりやすいのは、郷土の実りは日本酒で言うと「原酒」にあたり、優しい風味の割に濃厚だからです。
一般的なお酒は加水し、一般的な醤油は塩水で薄めて(調整)して成分を整え製品化します。
この醤油は微生物たちの仕事に人間が手を加えないのがコンセプトなので、味の調整はしません。切り替わり始めはフレッシュで色も淡く毎年若干風味が異なりますので、お手元の2018年仕込みと天然醸造の自然な違いをお楽しみいただきたいです。
↑2018年仕込みと2019年仕込みの色の違い
(画像だと差がわかりづらいですね、搾り始めなので2019年仕込みの方が色が淡いです。
ちなみに2018年仕込みに比べての2019年仕込みの特徴は猛暑だったためかアルコール発酵が例年より旺盛になり、とにかく香り高いです。郷土の実りの特長である甘味は若干2018年仕込みより少ない印象ですが十分らしさが残って強いです。つまり2019仕込みは甘味と香りのバランスが良いです。
アルコール添加もしてないので、キャップを開けて香りを嗅ぐと、なんだか懐かしい穀物香がします。
醤油は基礎調味料なので、毎年風味が変わるなんてだめだ!と私自身ずっとそう思ってきましたがこの商品が考えを変えてくれました。醤油だってワインと同じ醸造物。仕込み樽やタンクごとに違ってあたりまえ。
一品ぐらい、微生物の作った味そのままで、あるがままの醤油を販売してもいいんじゃない。
と、言うことでよろしくお願い申し上げます。
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